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テクノ Q&A
基本編 構造計算編 テクノビーム編 構造躯体編 その他



■テクノビーム編

Q1 テクノビームって何?
Q2 テクノビームの特徴は?
Q3 どうして梁だけ鉄を使ってるの?
Q4 木と鉄って合うの?鉄は伸び縮みするんじゃないの?
Q5 テクノビームの接合部の隙間って大丈夫?
Q6 なぜ鉄を木で挟んでいるの?
Q7 木と鉄はどうやってくっつけてるの?
Q8 テクノビームって薄く見えるけど大丈夫?
Q9 テクノビームって何年くらいもつの?
Q10 テクノビームって錆びないの?
Q11 テクノビームって結露しないの?
Q12 テクノビームの接合金具って地震の時に折れないの?





Q1 テクノビームって何?

 木造住宅で、大きな負担のかかる梁の部分に使う部材の名前です。
 10cm×20cmのH形の鉄骨を芯材に、上下を10.5cm×4.5cmの集成材で挟んだものです。 2階の重い家具やベットの力もしっかりと受け止め、住宅のゆがみをなくします。



Q2 テクノビームの特徴は?

 芯材に、鉄骨を使っているのが特徴です。
 鉄骨を用いることの最大の利点は、経年的な劣化を起こさないことです。
 木の梁の場合、何年か経つにつれて、どうしても上からの重量により『垂れ』てきます。
 これにより、下の階のドアや襖の開閉がしづらくなったり、 2階の床が歩くたびに『ギーギー』鳴ったりしてしまいます。
 (これでは家が衰えていっているようで、嫌ですね?)
ところが、鉄骨を用いますと何年経っても垂れてきませんので、 ドアも襖も、2階の床も、いつまでも新築気分で生活することができるのです。



Q3 どうして梁だけ「鉄」を使ってるの?

 割り箸をご想像ください。まっすぐに立てて押したときはなかなか折れず、横にして力を加えたときは簡単に折れてしまいます。
 このように、木は生育してきた縦向きには強いですが、横向きにして使うと弱い部材なのです。

 その木造の弱い部分に、鉄骨を用いて強くしたものが、テクノストラクチャー工法です。 (縦の力を支える柱が木なのは?:木は縦に押す力には非常に強く、鉛筆1本でヒト1人を支えることが出来るほどです。だから、 縦の力を支える柱は木で大丈夫なのです。)






Q4 木と鉄って合うの?鉄は伸び縮みするんじゃないの?

 「木」と「鉄」は相性が悪いように思われがちですが、伸びの差はほとんどありません。

 鉄道のレールのように何十メートルもあれば伸び縮みも気になりますが、テクノストラクチャーの梁は最大幅で6mです。

 木と鉄の伸び縮みの差は約1.8mm(1mあたり約0.3mm)と非常に小さいもので、 その程度、伸縮しても問題ない設計にしておりますので、どうぞご安心ください。





Q5 テクノビームの接合部の隙間って大丈夫?


 「鉄」は、気温が低い冬には縮み、暑い夏には伸びるため、電車の線路には隙間があけられています。

 テクノストラクチャーでも同じように、四季の気温変化に対応出来るように、わざと隙間をあけています。

 接合部は、金具とボルトが強度を支えているため、この隙間は構造的にはまったく関係ありません。



Q6 なぜ鉄を木で挟んでいるの?


 自然素材である木の優しさを活かしながら、 木の弱点である曲がりやすさ、割れやすさなどを抑えるために、 「鉄」を「木」で挟み込んだ「梁」を採用しています。

 長年親しまれている木造住宅と同様に、 大工さんが釘打ちで仕上げられるように、上下を「木」で挟んでいます。





Q7 木と鉄はどうやってくっつけてるの?


 接着剤(ウレタン系接着剤※)とビス(20cm間隔)でとめる二重の接合になっております。 製造はパナソニック電工の工場生産により安定した品質を確保できますのでご安心ください。

※このウレタン系接着剤は、住宅の床材などの接着に用いられるもので、 ホルムアルデヒド、木材防腐剤、防蟻剤などを含まない安全なものです。



Q8 テクノビームって薄く見えるけど大丈夫?



 確かに、ビルなどの工事現場で目にする鉄骨に比べると厚みが薄いと感じるかもしれませんが、 「鉄の強度」は木の10倍以上あります。

 例えば、「長さ6mのテクノビーム」の上に、 体重150kgの力士が乗った場合、 その中央部のたわみは約3mmほどです。 ですが、同じ断面サイズの「木製の梁」の場合では、約1cmたわみます。
さらに、「木製の梁」は時間が経つほど、このたわみが進行していき、 なんと2cm以上にもなってしまいます。 これでは、引戸が開かなくなってしまいますね。

鉄の場合は、この厚さでもたわみが全く進行しませんので将来も安心です。



Q9 テクノビームって何年くらいもつの?


テクノビームに使用しているH鋼は、約75年〜90年の耐久性を誇ります。
(住宅性能表示制度の劣化対策等級※で最高等級のランク3です。)
テクノビームに使用しているH鋼は、そのすぐれた防錆力によって、2階、3階建住宅はもちろん、 屋外立体駐車場やスポーツスタジアムの庇(ひさし)などの厳しい環境下でも使用されています。

※「劣化対策等級1」とは、建築基準法で定められている対策が行われていること。
「等級2」とは50年〜60年大規模な改修工事が必要ないこと。
「等級3」とは75〜90年大規模な改修工事が必要ないことを表します。



Q10 テクノビームって錆びないの?


 はい、錆びません。

 錆びた鉄塔をご覧になられた方はいらっしゃらないと思いますが、
その屋外の鉄塔と同様の「最高ランクのメッキ処理(溶融亜鉛メッキ)」が施されていますので、 屋内で使用されるテクノビームに対して錆びの心配はありません。



Q11 テクノビームって結露しないの?


 確かに鉄は熱を伝えやすいので、冷たい空気が触れる場所は結露が起こりやすいと言えます。

 そこで、テクノストラクチャーでは、その対策として断熱材をテクノビームの外周部分に入れ、 鉄骨が冷えないようにしています。

 日本で一番寒暖の差が激しい北海道の厳しい条件下で実験を行い、テクノビームは結露しないことが実証されております。 平成7年に発売して以来、結露による問題が発生したという報告は一件も出ておりません。



Q12 テクノビームの接合金具って地震の時に折れないの?


 例えば、かね金具で両端をとめられているテクノビームは、 上に象が乗っても大丈夫なほどの強さを持っています。

 テクノストラクチャーの構造計算では、 コンピューターによるシミュレーションで実際に建物に地震力・風圧力をかけてみて、 接合部分に危険な力がかからないように住宅を設計しています。






 
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